収入がちょっと上がってよかったこと・悪かったこと
2018/11/18
目次
前よりお金を稼げるようになってよかったこと
前回の記事(月収15万円・残業代なし・リストラ宣告… 新卒入社1年目のエピソード)で貧乏OL時代のことを話しました。今回は収入が上がって、自由に使えるお金が増えてよかったことについてお話していきたいと思います。
今は本業の会社員(転職によって収入アップ)+副業(ライター等)で稼いでいます。まだまだ高収入と呼べる報酬を得ているわけではないのですが、いろいろな変化がありました。
気持ちの余裕ができる
貯金もほぼできない、食べていくのにギリギリの収入だと、やっぱり気持ちに余裕がなくなりますね。風邪を引いて病院に行っただけで、「薬代が痛すぎる!」ってなりますし。この状態で大きな病気にかかったりしたら大変です。
収入が低いと、結婚できるのか、老後は大丈夫なのか…等のライフプランに対する不安も大きくなります。現在の収入が多少上がったからといって、将来が保証されるわけではないですが、経済的な不安が多少解消されることで気持ちの余裕が生まれます。
莫大な教育コストをかけて育ててくれた家族に対するうしろめたさもなくなりますし、「自立している自分」としてステップアップできるので、自信にもつながります。
健康的な食生活ができる
お金がないと安い炭水化物ばかり食べてしまいません? おにぎり、菓子パン、カップ麺とか1個100円〜200円で買えますし。スーパーで売ってる袋麺なんて更に安いですよね。
でも、コンビニでサラダを買おうものならあっという間に合計600円に…。あと、バナナ以外のフルーツって結構割高です。
節約のために自炊したり、作り置きをすればいいのですが、残業の多い職場だと自炊する暇もないので、なにも作れません。そうなると結局炭水化物たっぷりのお弁当でお腹を膨らませて寝ることに…。そして貧困なのに増えゆく体重…。
でも収入がアップすると…。もやしやバナナ以外の野菜、フルーツを値段気にせずバンバン買えます。最近ゴールデンキウイにハマっているんですが、1個120円もするのに一度に何個も買いまくっています。
収入がアップすると、野菜(お惣菜含む)とフルーツを値段を気にせず買えるようになるので、貧困時代よりも圧倒的に健康的な生活をおくることができます。
自分磨き・お買い物がますます楽しくなった
月収15万円の時は、コスメはドラッグストアに売っている激安価格のもので済ませていました。
これはこれで十分っちゃ十分なんですけど、「買い物で特別な体験をする」という楽しみはあまりありません。
スキンケアも自分磨きというより、最低限の乾燥を防ぐためだけにしていました。コスメの購入は「お買い物」というより「補充」に近いです。
現在は、百貨店でも化粧品が買えるようになり、単なる「補充」ではなく、自分磨きとお買い物が前より楽しめるようになりました。
ドラッグストアのものなど、プチプラ製品も相変わらず愛用しているのですが、「次は何を試そうかな」という楽しみも出てきて、情報収集をするようになり、より視野が広がっていきました。
お金のことを気にせずに仕事ができるようになる
「飢える心配」がなくなり、文化的で最低限の生活が営めるようになったことで、お金を目的としない仕事ができるようになります。
お金がない状態で好きな仕事をすることも、短期間であれば可能なんですが、自分の経験や周りの人を見る限り、次第に病んでいくパターンが大半です。
もちろん収支の数字を見ていくことも大事なんですが、「顧客が喜ぶかどうか」「社会的にどのような意義があるのか」という本質的な視点で仕事をすることができるようになります。
そうなると、単純に数字を追うよりも数字が出せるようになり、より良いスパイラルに……。
まわりの人たちが優しくしてくれる
お金を稼げる自分になると、まわりが優しくしてくれることに気づきました。
健全な職場であれば、自分が成果を出すと、上司や同僚からの感謝が集まります。取引先の人からも「この人と関わると得だ!」と思われて、優しく接してくれます(笑)。
ビジネスでのつながりなので、利害関係による優しさではあるのですが、パワハラで詰められるより全然良いですよね。
パートナーとの関係も前より良くなった気がします。「君が頑張ってるなら、僕もそれに見合う男にならないとね」という形で、さらにお仕事を頑張ってくれるようになりました。
婚活をされている方からは「バリキャリは嫌われる」とか「稼げる女はモテない」等の話をよく聞きますけど、単純にその人の人間性の問題なんじゃないかと思います。
チャンスが増える
ソニー創業者の1人である井深大氏の名言で「仕事の報酬は仕事」という言葉があります。
お金を稼ぐ、すなわち成果を出していると、よりいっそうチャンスが増えます。会社の仕事では、上司が面白そうなプロジェクトを任せてくれたり。マトモな取引先と関わっていれば、受注の単価も上がっていきます。
副業領域では、ずっと「ここで書いてみたい!」と思っていたメディアからお声がけいただきました。
お金を稼ぐ=成果を積み上げることで、よりいろんなチャンスが舞い込みます。そしてさらにお金を稼げるようになる体質に…。自分にとっても、まわりにとっても良いスパイラルに入っていくんだなと感じました。
お金を稼いだことによるデメリット
前よりお金を稼いだことで「嫌だなぁ…」と思ったこともあります。
まず、税金。稼げば稼ぐほど取られます。年収1000万円超えると4割くらい取られますからね。
なんで汗水垂らして稼いだ金を無条件でお上に献上しなければいけないのか!?と憤りを感じます。しかし日本国民に生まれたからには仕方ない…。
今できることは領収書集め…。ガンガン経費扱いにしてやろうと思います。(法人化しようかなぁ)。
あと、資産運用を視野に入れると、投資のことも考えなければいけません。普段仕事しながら投資のことを考えるって結構めんどくさいです。
「出ていく金について考えることが多くなった」ということがデメリットですね。ああめんどくさい。
一歩間違うと買い物依存症に
お買い物を前よりも楽しめるようになったのは良いのですが、前は我慢していた商品もあっさり買えてしまうので、支出増には注意が必要です。
ブランド品のバッグは1個20万円以上しますし、海外旅行も1回で10万円以上のお金が出ていきます。
また、女性の場合は美容費をかけようと思えば無限にかけられます。全身脱毛、痩身エステ、シミとりレーザー、イオン導入、プライベートジム、ヨガ、整形にまで手を出せば、軽く100万単位の金が消えます。
人に気前よく奢るのもたまにならいいのですが、毎週続けているとかなりの出費に。一歩間違うと高収入なのに遊びすぎて貯金できない、見栄っ張り港区おじさんのような状態に陥ります。
前よりも収入が上がったとしても、収支のバランスは考え、お金の使いすぎには注意しましょう。
以上が、収入が上がったことによるメリット・デメリットでした。前よりも幸福度は上がったので、基本的にメリットは多いです。
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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