【新卒時代の思い出話】営業は心が折れるけど、なんだかんだで役に立つ
2018/11/18
目次
私が新卒時代の話
4月入社の新入社員の皆様、おめでとうございます。
弊社でも新卒が入社し、毎日オリエンテーションや研修で切磋琢磨している姿を見かけています。
1社目からこんなに設備が充実していて、優秀な人が多くて、人事評価制度がしっかりした会社に入れるなんて羨ましくもあります。いっそあの中に混じらせてもらって、新卒から人生をやり直したいくらい…。
さて、今日は私の新卒時代の話をだいぶ美化しながら話したいと思います。
私は、1社目は受託開発の会社に入ったのですが、入社時に一番最初に頼まれた仕事は「新規営業」でした。
「面接の時はクリエイティブなことやりたいって言ったんだけどな…おかしいな…」と思いながら渋々引き受けることに。
しかし、運良く5月頃にはビギナーズラックで1000万円+月次運用費付きの開発案件を受注できました。その流れでいろいろやらせていただきました。
仕事内容としてはこんな感じです。
①テレアポ
②テレアポが取れた会社に向けて企画書を作成(毎回その企業に合わせたものを作る)
③見積書作成
④上司と会社訪問してプレゼン
⑤受注したらUIデザイン作成
⑥技術者・デザイナーに対して開発ディレクション
⑦コンテンツ外注先対応
⑧コンテンツのクオリティチェック
⑨サイト更新
小さい会社なので分業という概念がなく、頼まれたことは一式なんでもやってました。
当然残業祭りです。働き方革命とかライフワークバランスガン無視です。
だけど、私にとっては思い入れの深い案件で、入社早々、いい経験をさせてもらったと思いました。
「営業ができない」が私の欠点だった
1件でかい受注ができたものの、会社としては「もっと取ってこい!」「売上伸ばせ!」と思うもので。
しかし私は人見知りコミュ障…。今よりも仕事に対して全然自信がなくて、テレアポも営業もたいへん憂鬱なものでした。
テレアポが取れたら取れたで、その会社のことを調べて、競合調査もした上で提案資料を作ってたら残業確定。資料を作っても受注できるかはわからない。
毎日「やりたくねえな〜〜〜早く帰りてえな〜〜〜」ってずっと思ってやってました。
上司からは「若い女性の方が営業取れやすいんだよ!」「君は絶対、営業向きだよ〜〜!」とかなんとか励まされたのですが、嫌なものは嫌なのです。。。
営業部隊から外れることになった
同僚も新規営業で心が折れて、1人、また1人と辞めていきました。
営業職をやっていて、思うように数字が出せなかったり、お客さんから冷たい態度を取られるとかなりメンタルがやられます。
数字を出せないと、会社に対して申し訳なさでいっぱいになります。今営業をされている方でも同じことで悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
しかし入社から1年経った頃、社長が「プッシュ型新規営業の効率が悪いことがわかったから、プル型の営業を強化させよう!」という方針に変えて、HPのSEOを頑張ることに。
私は、新規サービスの立ち上げと育てる方が向いているという評価をされたので、ドサ回りの営業部隊から外れ、内勤メインに移ることになりました。
営業を辞めたいなら、まずは部署移動を交渉
もしも営業職を辞めたくなったらどうすれば良いのか。
すぐには辞めることはせず、まずは会社の中で上長と面談の上、別の部署に移してもらうことが良いと思います。
会社には経理、労務、人事など、バックオフィスの人員も必要です。そういった部署に移してもらうか、私のように得意分野を伸ばせるような仕事をさせてもらえるよう交渉してみましょう。1つの会社を使い倒すつもりで、色々な可能性を模索してみるのです。
もし、部署移動すらかなわなかったり、会社自体に嫌気をさしてしまったのなら……さすがに、転職されることをおすすめします。不満を抱えたまま働いているのは、雇う側にとっても雇われる側にとっても不幸なので。
営業以外のスキルがない場合の転職は?
どうしても脱営業職をしたい場合は、1つの会社で営業以外の仕事をこなして、そのスキルを活かして転職するという道が安全ではあります。
しかし、「営業以外のスキルがない」「営業の実績があまりない」という状態で転職する場合、ポテンシャル採用を重視している会社に応募してみることをお勧めします。
未経験の職種にチャレンジされる場合は、若ければ若いほど良いので早めに行動してみてください。
とくに25歳以下、もしくは大卒・院卒2年以内の「第二新卒」であれば、ポテンシャルで採用してもらいやすいです。
既に社会人研修を受けた第二新卒は教育コストが低く、まだ1つの会社のカルチャーに染まりきっていないので需要が高いのです。
「営業職の経験がある」というだけで転職価値が高まる
営業から別の職種に移る場合でも、営業経験は大きな強みになります。
数字をガンガン出せる営業マンじゃなかったとしても、一度も営業をしたことがない人とは明らかな差があります。
・きちんとしたお客さん対応ができる
・人前で笑顔が作れる
・テレアポができる
・プレゼンができる
・人とまともに会話ができる
・いざという時大きな声が出せる
・色んな会社に訪問したことがある
・自社の商品を深く理解しようとした経験がある
この経験やスキルは色々な職種に応用できるため、転職の時の大きなアピールになります。
私も1日テレアポ100件やってた経験が後々活きたので、今では良い経験をさせてもらったと思ってます。
もう二度とやりたくないけどな。
<オススメの記事>
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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