転職したいけど時間がない!平日面接に行けない人はどうすればいいのか
2022/05/31
目次
転職したいけど時間がない
私のTwitterアカウントにこんな質問が寄せられたことがありました。
「転職したいんですが、忙しくて活動できません」
「転職したいんですが、定日に休みが取れません」
「転職活動する時間がとれないので会社を辞めてから活動してもいいでしょうか」
「もっと土日に面接してくれる会社が増えるべきだと思います」
休みが取れないから動きたくても動けない…お気持ちはわかります。平日しか面接をしてもらえないシステムも不便といえば不便です。
会社を辞めてからの転職活動については、反対派が多いですが、営業やエンジニアなどの需要が高い職種、専門性の高い職種であれば問題ないと思います。
今は就職・転職売り手市場なので、どの職種でも昔よりは空白期間に対して大目に見てもらえると聞きます。ただし経歴まっさらな人を好む会社もあるので、保守的な会社を目指したい場合はおすすめしません。
平日しか面接してくれないのはおかしい?
「平日しか面接を受け付けてくれないなんておかしい!」という主張に対して言いたいのは、「スタートアップなら、平日夜の遅い時間でも、土日でも社長さんと会えるよ?」ということ。
スタートアップの人材獲得は喫緊の課題なので、わりと融通が利きます。ただし…、「平日休めない!」と嘆いている方は、休日も採用担当が動くブラック感満載の会社には入りたくないはずです。
もっと人事のシステムが改善されれば、平日仕事の人でも転職活動がしやすい世の中になるかもしれません。でもそれは今すぐ変わるものではないので、今「転職したい」と思ったのなら、今あるシステムの中で勝負していくしかありません。
というわけで今回は「平日面接に行けない人はどうしたらいいのか」について解説していきます。
結論「嘘をついて休め」
急に面接の予定が決まって休む場合は、会社に理由を言う必要が出てきますよね。「有休いただきます」でいいじゃんと思うんですが、休みたい日に会議の予定が入っていたりすると、そうもいきません。
平日の転職活動について私はどうしていたかというと、上司に嘘をついて休んでいました。
「病院でどうしても受けなければいけない検査がありまして…」
「急にノロウイルスにかかりまして…」
「実家の法事で…」
薄々嘘だとバレてるかもしれません。しかし、人生、綺麗ごとだけでは生きていけないのです。職を変えるって大きなことです。その時の自分の行動でその後の人生が決まるんですよ?
自分に優しくてくれない会社に対して正直者でいたってバカを見るだけです。
「この日絶対面接に来て」と言われたなら、もう「熱出て動けない」「親戚が死んで…」って会社に言って欠勤しましょう。
嘘をつくことに対して、小学校の先生が許さなくても、私が許します。全力で仮病を使い、身内を殺しましょう。
1日お休みが取れたら面接3件は押し込もう
仮病メソッドを使えば、1日もお休みが取れないということはないと思います。
そんな日は数社の面接予定を押し込みましょう。移動が大変ですが、時間を有効に使うことができます。
ちなみに私は1日に最高4社の面接に行ったことがあります。
平日夜に面接してくれる企業は意外とある
IT企業に限った話かもしれませんが、平日夜の19時〜21時に面接を受け付けてくれる会社は意外と多いのです。
これはスタートアップ・ベンチャーに限った話ではありません。私も一部上場企業の会社を何社か受けたときに「19時、20時スタートでもいいですよ」と言われたことがありました。
やはり企業も平日が仕事の人に配慮して動かざるを得ないようです。採用担当の方、本当におつかれさまです…。
スカイプ面談をお願いしてみよう
これは日本の会社に就職したい海外在住の外国人学生が行っていたんですが、一次面接はスカイプ面談をお願いして移動コストを削減していました。
選考も二次面接で終わらせられないか、会社と交渉していました。
スカイプであれば、お昼休みの時間でもできますし、その会社の人事さんとスカイプ面談を交渉してみるというのもアリだと思います。
転職イベント・合説を上手く活用
転職イベントや合同企業説明会は土日に開催されていることが多いです。イベントで人事さんと仲良くなれば、選考がスムーズに進むこともあります。
土日を活用して転職活動ができますし、中で働いている人の雰囲気もわかるので、忙しい人にとってはメリットが大きいですね。
女の転職type主催の転職イベントであれば、ヤフー、資生堂、日清、アクセンチュア、P&Gなどの大手優良企業のブースも多く集まっています。
「いいな」と感じた会社を見つけたら、面接日程について人事さんと相談してみても良いと思います。
一次面接はランチかディナーをしながら…という方法もとってくれる場合もあります。
バイトに降格してもらう
無理やり転職活動の時間を捻出する方法の1つに、バイトに降格してもらうという手段もあります。フルタイム勤務という形態をやめさせてもらうのです。収入は減りますが、その分時間ができます。
会社には「夢を追いかけたいので、勉強時間を作りたい」等の理由を話せば良いと思います。
まぁ、転職先の会社に源泉徴収票を出す時に「申告した年収より低いぞ?」って思われてしまう場合もありますが…。転職期間中、収入がゼロになる、空白期間ができるというリスクはなくなります。
「どうしても休めない!」は思い込み
以上が、平日休めない人が転職活動する方法でした。
要するに「無理やり時間を作れ」「遅い時間でも良いか企業に交渉しろ」「スカイプでいいか聞け」「土日の転職イベント行け」ということです。
求人を選ぶ時間については、転職サイトのビズリーチなど、面接確約オファーがもらえるところに登録すれば、時間短縮につながります。
転職エージェントに登録すればキャリアアドバイザーが自分に合ったオススメ求人をピックアップしてくれる上に書類選考も全部丸投げできるので、とても楽です。
それでも、「残業が多いし、土日も連勤なんです!」という方もいらっしゃると思います。でも、別に『マッドマックス 怒りのデスロード』に出てくるイモータン・ジョーの下で強制労働させられているわけじゃないですよね? 別に君、ウォーボーイズじゃないよね???
「時間が取れない」というのは自分の思い込みかもしれません。案外自分がいなくても会社はまわります。むしろ1人がちょっと抜けただけでまわらなくなる会社はやばいですし、「そんなに脆いビジネスモデルなら潰れろ!」と思っておけばいいと思います。
今あるサービスをうまく活用しながら転職活動をしていきましょう。
<オススメの記事>
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
マイナビ系エージェントは基本的にサポートが手厚いです。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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