社風に合う・合わないって何?面接で立ちはだかる「カルチャーフィットの壁」
2018/11/18
目次
面接で立ちはだかる「社風に合う・合わない」の壁
転職活動の一次面接で「コミュニケーション能力が低い」という理由で落とされまくり、コミュ力がない奴に見られないよう、セリフを作りこんで、話す練習をして、ようやく一次面接が通るようになった私。
※詳しくはこちらの記事参照↓
【転職ネタ】「えっ…私のコミュ力低すぎ?」口下手の私が一次面接を通過できるようになるまで
そんな私にも再び二次面接である壁が立ちはだかる。それは………。
「カルチャーフィット」だ。
エージェントさんから送られてくる不合格理由には幾度かこんなことが書かれていた。
「カルチャーフィットしないため、不採用とさせていただきます」
「スキルは大変評価をいただいたのですが、カルチャーが合わないため不合格となりました」
受け答えもしっかりできて、いい感じに終われた面接に限ってカルチャーフィット切りをされる私。
理由がフワッとしすぎてて「納得いかねえ…!!」「スキル足りてるなら、それでいいじゃん?!人手不足なのにそんなに選り好みしてる場合なんですか!?」って何度も思いました。
<脳内BGM>カルチャー / THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
♬高く舞い上がらせてはむせ返るよカルチャ~~
カルチャーフィットとは
カルチャーフィットとは何かというと、「企業文化との適合性」のこと。つまり「社風と合うかどうか」や「理念と共感できるか」というところを見られます。
簡単に言うと「ウチにいそうかどうか」。AKBにいそうとか、乃木坂にいそうとかそんな感じです。(アイドルグループでも作るのかな…)
HRの現場では、カルチャーフィットの度合いが高い社員の方が生産性が高く、勤続年数も長くなると言われているそうです。
たしかに、会社の雰囲気と明らかに合わない人ってすぐ辞めていったりしますもんね……。
ある社長さんはカルチャーフィットする人材について「長期の船旅に一緒に行ける人かどうか」という例え方をしていました。
カルチャーフィット対策をするには
さっさと転職活動を終わらせたかった私は悩みました。その時勤めていた会社(前職)に留まることも考えました。
カルチャーフィットって言われても、どないすればええんや……?
そこで複数のキャリアアドバイザーさんに「カルチャーフィット切りされない対策法はありますか?」と質問してみました。
キャリアアドバイザーAさん、Bさんの回答はこちら。
Aさん「企業のHPや採用ブログを見て、社員さんたちの雰囲気を真似た格好をしていく。その会社にいそうな人を演じる」
Bさん「無理に企業の雰囲気に自分を寄せて演じても、入社後に辛くなるだけ。自信をもって、自分の言葉でお話をされたほうがいいですよ」
道は2つ!採用されるために入りたい会社に合わせて演じるか、素の自分と合う会社が見つかるまで転職活動を続けるか。
後者の方が幸福になれそうですね。でも、一体、いつそんな会社が見つかるの…??
もう私は半ばヤケクソになって「数打ちゃ当たる!」という思いで、色んな求人に応募しまくり、色んなエージェントに登録しまくりました。
なんだかんだでカルチャーフィットしてるっぽい会社と出会う
数打った結果、カルチャーフィットした会社と出会い、なんとか内定をいただきました。
肌感覚としても、「たしかに、ここなら私に合うな」と思いました。頭のどこかで引っかかるものがない感じ。
それは採用担当者さんもそう感じてたんでしょうね。
結論
・カルチャーフィットするかどうかは「運」。
・企業理念に共感できる会社を選ぼう。
・各企業、人手不足のくせにわりと選り好みしやがる。
・念のため、面接ではその会社にいそうな人風のファッションやメイクをして行こう。
いやぁ、本っ当に面接って採用担当の主観で決まるんだなぁ…。そんなことを強く実感した転職活動でした。
<オススメの記事>
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
<オススメの記事>
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
Twitter で運営者(凛乃子)をフォローしよう!
Follow @ring6565関連記事
-
-
【転職】トントン拍子で内定を貰えた理由について考えてみた
目次1 なぜ内定をもらえたのか2 社内の課題はどうやって知るの?3 組織づくりについて4 オススメの
-
-
転職サイトよりも転職エージェントをメインに使う企業の裏事情
目次1 会社によって応募者の集め方はだいぶ違う2 企業がエージェントを活用するメリット3 転職サイト
-
-
【人間関係】女性が多い職場でうまく立ち回る方法【マジでめんどくさい】
目次1 女性が多い職場はめんどくさい?2 女性のマネジメントって難しい?3 【私の体験談】職場の女性
-
-
ベンチャーあるある?「好き」を原動力にした組織がブラック化しがちなワケ
目次1 「好き」を原動力にすると、ブラック労働にも耐えられる?2 「好き」を仕事にしてみて気付いたこ
-
-
【新卒時代の思い出話】営業は心が折れるけど、なんだかんだで役に立つ
目次1 私が新卒時代の話2 「営業ができない」が私の欠点だった3 営業部隊から外れることになった4
-
-
メンタリストDaiGoの『面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略』を 読んでみた
目次1 面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略2 面接に役立つ実践的テクニック2.1 面接官は「好感度
-
-
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
目次1 キャリトレ(旧キャリアトレック)を登録しっぱなしにしていたら…2 キャリトレとは3 転職を検
-
-
「最後は自分で選択せよ」就活の親ブロックに関するあれこれ
目次1 就活の親ブロックあるある2 就活で親ブロックされる理由3 親は何を心配しているのか4 親ブロ
-
-
「なんてオシャレなんだ…」 東京のイケてるオフィス15選
目次1 オシャレなオフィスはメリットが多い2 株式会社ユーザベース3 LINE株式会社4 ウォンテッ
-
-
パソナキャリア社長が新卒採用の面接を受ける動画が面白かった
目次1 パソナキャリア社長が新卒採用の面接を受けてみた1.1 まずは自己紹介1.2 長所と短所1.3