【転職】20社面接を受けて良かったこと・悪かったこと
2018/11/18
転職活動でヤケクソになった結果…
私は今の会社が3社目なんですが、2社目はすんなり転職が決まったのに、今回の転職活動は本当に難航しました。
かかった期間:7ヶ月(準備期間含めたら9ヶ月)
応募:約50社
面接:約20社(一次、二次と進んでいくので面接回数は更に多い)
関わったエージェントの数:7社
人材売り手市場とは思えないほどの売れなさ!!!本当に日経平均2万超えの世界の話なのか!?
就職氷河期の新卒の就職活動ならともかく、友達でもこんな人見たことないです。Twitterでもあまり見かけないですね。
私の周りは引き抜きで転職してる人が多くて、みんな「転職活動?そんなに頑張ったことないなぁ」って感じなのに私ときたら!!
「自分の市場価値レベルはこの程度」という現実を突きつけられました。
あまりにも受からないので、最後の方はヤケクソになって、数打ちゃ当たる戦法を取り「ちょっとでもいいな」と思う求人があったら応募していました。
完全にダメな就活生がやりがちなアレです。面接チャンスは増えるが企業研究がおそろかになる諸刃の刃…。
とはいえ、ヤケクソで色々な企業を見たことで気づいたこともたくさんありました。
20社の面接を受けてよかったこと
いろいろな企業の面接を受けてよかったこともたくさんあります。
・もともと志望度低めな会社に対して良さを感じることが多かった
・逆に志望度高めな会社に対して、自分には合わないと思うこともあった
・「結局は会ってみないとわからない」ということがわかった
・色々なオフィスを見て回るのが楽しい
・そこで働いている人を見るのが楽しい
・各社、どんな事業に勢いがあるのか知ることができる
・各社の赤字垂れ流しお荷物事業を知ることができる
・資金調達の金を有効活用しているのか、溶かしているだけなのかがわかる
・時にはインサイダー情報を得てしまうことも…
・業界全体の動向がわかる
・様々な会社の組織図、人事評価制度を知ることができる
・アルバイトとインターンをどのように使っているか知ることができる
・イメージとリアルのギャップを埋めることができる
・普段目にすることのないBtoB事業について聞くことができる
・どれぐらいの人数でプロジェクトを動かしているのか知ることができる
・人に会えば会うほどトーク力がブラッシュアップされていく
このように、会った面接担当の分だけ、インプットとアウトプットがふえます。
面接を受ければ受けるほど、その業界・職種について詳しくなることができます。
確実に私、転職活動はじめる前よりもブラッシュアップされてる…!!
ちなみにこんなコスい手も使ってました。
A社から「今、波に乗ってる事業」について聞く
↓
B社で「今、業界ではこのような事業が盛り上がっておりますが…」と「よくわかってる奴感」を演出
まぁ、完全に他人の言ってることのパクりなんですけど、こっちだって生活かかってるんで必死ですよ。
こんな感じで産業スパイのつもりになって、各社で得たノウハウは有効活用していきましょう。
20社の面接を受けて悪かったこと
面接を受けまくったことのデメリットはこちら。
・スケジュール調整が大変
・交通費がかかる
・カフェ代がかかる(面接前の待機)
・なぜか金が減っている
・食べることでストレスを発散するしかなかった
・靴の底がすり減る
・働きながらだと仕事に集中できなくなる
・選考待ちの時やお祈りメールでメンタルが死ぬ
・仕事にエネルギーが向かなくなるのでミスが増える
・ミスが増えることでチームがギクシャクする
・そうこうしているうちにまた1人、2人メンバーが辞める
・社内でイチャモンつけてくる人が出現する
・もともと人間関係で悩んでなかったのに、悩むようになる
・ミス連発・有休取りまくりで「何あいつ?」って目で見られる
仕事しながらの転職活動で、サクッと決まればいいんですけど、いつまでも決まらないと仕事の方にも支障をきたすようになりました。
ここ、両立できたら良かったんですけどね…。私の実力不足、キャパ不足だった。仕事辞めると決めた人間は、やっぱどっかしら仕事に粗が出ますね。
いちいちヘコんでても仕方ないので、最後の方は何か起きても「ま、いっか!どうせ辞めるし!!」と開き直ってました。
転職活動は疲れるが、得るものも大きい
転職活動は本当にエネルギーがいります。一次面接突破できても二次面接がどうなるかわからない。最終面接で「一緒に働きたい」と思われなければ試合終了。
選考結果が出るまでハラハラドキドキしますし、企業のことを一つ一つ調べて、志望動機を作り込むのも一苦労です。
でも、色々な企業のことを調べて、初対面の人と話す練習をして、エージェントさんからの色々な転職ノウハウを聞けたことによって、こうやってブログで人に話せるぐらい知識は増えました。
人事の課題についても知るきっかけになって、前よりも会社というものを俯瞰した目線で見れるようになったような気がします。人事さんや労務担当の大変さもわかるようになってきました。
そんなわけで、結論としては転職活動をやりきって良かったですね。
現在転職活動をされている、もしくは転職を考えているみなさんも、自分と合った会社と巡り会えますように。
<オススメの記事>
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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