【しくじり転職エピソード】無職~日雇いバイト時代に感じた後悔【なぜか一攫千金を狙う低所得者】
2022/05/31
目次
新卒で入った会社を辞め、無職になったあの頃
今回は日雇いバイトをしていた空白期間の頃の話をしたいと思います。人としてダメな部分をかなりさらけ出しているので、正直すごく恥ずかしい…! ようやくネタとして話せるようになったので思い切って公開します。
私、新卒で入った会社が、長時間労働+パワハラ+薄給というハイパーブラックな環境でして、何度か辞めたいと申し出てもなかなか辞めさせてもらえず、最終的には精神を病んで休職した流れで退職いたしました。
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新卒で入ったブラック会社が辛すぎた話【月収14万円・ヤメハラ・パワハラ・セクハラ】
次の転職先を決めていないまま退職したので、完全に無職の失業者です。
低所得者はなぜか一攫千金を狙う
低所得者あるあるなんですが、人は経済的に追い詰められるとなぜか宝くじを買ったり、賭博に走ったり、一攫千金を狙おうとします。
私もさんざん血迷った行動に出ました。
・タワマンパーティーに行く
・脱社畜系の情報商材を買う
・株に手を出して資産を溶かす
・ニコ生で討論番組を見まくる
・Twitterで愚痴を吐きまくる
・コミケで同人誌の売り子をする
・与沢翼さんのメルマガに登録する
・「成功」と書かれた自己啓発本を読みまくる
・ローンを組んで社会人向けスクールに通う(途中で挫折した)
いや~~!ほんとバカですね!!
貯金残高が残り2万円になってキャッシングを利用しないと生活できなくなった頃、大きな後悔に苛まれながら泣きました。
このお金を海外旅行に使えばよかった!
そもそもちゃんとした企業に転職すべきだった!!
私のバカ!!!もう知らない!!!!
しかし、泣いてもお金は戻ってきません。
「さすがにやばい!日銭を稼がなきゃ!」と思い、「バイトル」を通じて日雇い派遣の会社に応募しました。
※そもそも、会社員として転職したいのに日雇いの肉体労働バイトに登録するところから色々間違っているので、良い子は真似しないように…!
▼日雇い時代の仕事の話はこちら
【無職】離職中の空白期間にやったアルバイトとお小遣い稼ぎ【金がない】
日雇いバイトは自信がガリガリと削られていく
私はイベコンやスーパーの試飲、ティッシュ配り等の日雇いアルバイトをしていたのですが、東京の日雇いバイトって日給だけで見たら10000円~14000円とそこそこ高いんです。
地方の日雇いバイトだと、工場がメインになってくるので、老人やコミュ障の男性、頭プリンのヤンキー女性ばかり…ということが多いのですが、東京の場合は日雇いバイトでも、イベント系など結構仕事内容が華やか。
そこで働くスタッフは東大・早慶・MARCHの大学生、本業で稼げない経営者の方なんかもいて「なんかあまり底辺仕事って感じしないなぁ~」と思えてきます。(本業で稼げない経営者とかどう考えても激ヤバなのに)
休みがとりやすく、自由度が高いので「安月給で拘束されるヒラ社員よりもマシな生活なんじゃね?」と思えてくることもありました…。全然そんなことないんですけどね。
しかし、日雇いバイトを腰掛けで続けていたつもりが、働き続けるたびにどんどん自信が削られていったのです……。
「この仕事をしていて体を壊したらどうなるんだろう?」
「でも今更デスクワークの仕事で雇ってもらえるのだろうか?」
「こんな私は、どの会社を受けても受からないのでは?」
「待遇の良い優良企業なんてもう一生受けられないのでは?」
「一度正社員の世界から堕ちてしまったら、もう浮上できないのでは?」
正規雇用の世界が遠退きすぎて「どうせどこを受けても受からないだろう」というネガティブな思考に苛まれていったのでした…。
でもね、そんな状態になっても「私は大卒なんだぞ!」というクソつまらないプライドは捨てられないんですよ。そういえば、専門卒と一緒にご飯食べたときに「受験大変だったなぁ~」みたいな、マウント発言してしまった記憶が……。
あああああ恥ずかしい情けないし穴があったら入りたいいいいいいい!!!!!!
日雇いバイトの印象はぶっちゃけ、よくない
日雇いバイトのイメージは実際のところ、あまりよろしくないです。
私はある日、駅前でタワマン入居者募集のティッシュを配っている最中に起業家の友達に遭遇しました。
「何やってんの(笑)お金なさそうだから奢ろうか?」
そんな感じでお情けをかけていただいたのですが、いやぁもう本当にみじめな気持ちになりましたね…。
また、日雇いバイトをしていたことを企業の面接で話した場合、「えっ…なんでそんなことしてたの?もっといいバイトあるよね?」と普通に不思議がられます。
一応「アナログなPR手法を職業体験を通して知りたかった」とか意識高い系のことを言ってみるのですが「でも日雇いでしょ?(笑)」みたいな反応をされるのでつらいです。
繋ぎのアルバイトをするにしても、Web系で再就職する場合はWeb系のバイトをした方がいいです…。繋ぎのアルバイトは次のキャリアにも役立つ仕事を選択しましょう。
転職相談を友達・親・彼氏にしてもあまり良いことはない
みなさんは仕事を辞めたくなったとき、周りの人に相談したことはないでしょうか?
私は一社目の仕事を辞めたくなったときに、親や友達や彼氏に「辞めたい」と打ち明けてみたのですが、そもそもそれが間違えでした。
とくに終身雇用世代は転職に否定的です。親からは「今のご時世どこも雇ってくれないよ!仕事が嫌になることなんて誰にでもあるの!絶対今の会社にしがみついたほうがいい!」と転職について全否定されました。さらには家族全員に「娘がニートになる!」と大騒ぎされました。
友達に相談するにしても、第二新卒ぐらいの年齢ってみんな転職経験がないですし、働いている業界が違うと事情は変わってくるので、あまり参考になる答えは得られないんですよね…。
彼氏からは「フリーランスになれば?」みたいなことを言われたような。(しかし彼氏はフリーランスの仕事をよく知らない)
転職相談はプロに相談すべきだった
もう、本当に「親とか友達に相談する前に、プロに話を聞きにいけばよかったのに!」と当時の自分に言いたいです。
はじめての転職だと、新卒の就活と転職の面接の違いも、志望動機の作り方も、職務履歴書の書き方も、年収交渉の仕方も、どれだけの経験値が必要かもよくわからないため、中途採用の求人に応募することがだんだん怖くなっていきました。
面接で「いくらほしいの?」と希望年収を聞かれても、あまり高い金額を提示するのもよくないのでは!?とヒヨり、「さ、300万はほしいです…あっ、無理なら280万でもいいんで…」みたいな、超弱気な金額を言ってしまったり。
もしくは夢を聞かれたときに「月旅行したいですね」みたいな突拍子もないことを話してしまったり。成功した起業家以外が「月旅行したい」と言うと痛い奴扱いされるのでご注意を。
最終的には求人サイトで見つけた会社に雇ってもらえたのですが、非正規雇用からのスタートだったので、「もしもプロにお願いしていたら、もっと効率的に転職活動できたんじゃないかな?」と後から思いました。
転職エージェントの存在は知っていたんですが、「エージェント」って名前自体がなんか敷居高くないですか?「ハイパービジネスマンじゃないと話を聞いてもらえないんだろうな」とか思っていたんですよね……。
転職エージェントに行ったら良いことづくめだった
2社目の転職の時にはじめて転職エージェントを複数社使ってみたのですが、「こんなにいい求人紹介してもらえるの!?」と驚きました。
「ギークリー」で一番最初に紹介された求人は一部上場の大手企業。福利厚生・待遇も充実しています。
一生ご縁がないと感じていた会社の求人を何十枚も出されて「えっ、こんな私でも本当に受けていいの…?」とうれしくなって応募しまくりました。(どんだけ自己肯定感が底辺だったんだ…)
「Spring転職エージェント」では、私の長所を客観的に分析してくださり、書類審査が通りやすくなる職務経歴書についてアドバイスをいただきました。
「マイナビクリエイター」「マイナビジョブ20’s」「パソナキャリア」のキャリアアドバイザーは、いつも親身になって質問に答えてくれて、最終面接の相談も電話で丁寧に対応してくださいました。
支援してくださったキャリアアドバイザーさんには感謝しかありません。
エージェントによっては、雑な対応をしてくる人もいたのですが、個人的には転職エージェントを活用して本当によかったと思っています。
転職のテクニックを教えてもらう機会はなかなかありませんし、自己流で動くと遠回りになることも。
内定を貰うまでは「出口の見えないトンネル」になり、不安でいっぱいになります。そんな時に、効率的な方法を教えてくれる人がいたら心強いですよね。
転職活動をしていて、どうすればいいかわからなくなってしまった時は、プロに話を聞いてみましょう。
おすすめの転職相談サービス
「まずはプロに話を聞いてみたい」「求人に応募する前に自分の適職を知りたい」という方は、キャリアアドバイザーによる相談サービスの活用をおすすめします。
・そうだんドットミー
「そうだんドットミー」はポジウィル株式会社が運営する、ありそうでなかった転職相談サービスです。
匿名で相談できるので、プライバシーが守られます。オンラインでも相談できるので、地方の方、仕事が忙しい方でも気軽に相談できますよ。
満足できなかった場合は全額返金してもらえるので安心です。※初回の方のみ
・ゲキサポ!転職
「ゲキサポ!転職」は短期集中型で成果を出す、いわゆる「キャリアのライザップ」です。多様なキャリアを積んだトレーナーがカウンセリングを通してあなたのキャリアの実現に貢献。
無料相談可能なので、まずは無料相談をしてみて、入会するか決めてみても良いと思います。
転職エージェントの活用方法
転職エージェントの活用方法についてはこちらの関連記事をご覧ください。
優良企業の求人が多い?転職エージェントのメリット・デメリット
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