20代の転職に「マイナビ系転職エージェント」をオススメする理由
2022/08/25
目次
転職エージェントを使うメリット
20代ではじめて転職活動をするとなると、何からはじめればいいのかわからないことが多いですよね。まれに20代で5社以上もの経験があるジョブホッパーがいますが、ああいう人は稀だと思います。
中途採用では一次面接でいきなり現場担当者が出てきたり、スキルについて解説する必要が出てきたり、そういう部分は新卒採用のしきたりとも違います。
なので、基本的にほとんどの20代は転職初心者。つまり素人なんですね。不安でやり方がわからなくて当然。
「転職エージェントのメリット・デメリット」に書いた通り、転職活動を効率良く進めたい人は、転職サイト以外に転職エージェントの登録をおすすめしています。
担当のキャリアアドバイザーがつくので、転職の不安や悩みについて相談できたり、職務経歴書を添削してもらえたり、面接練習をすることができます。
非公開求人が多く、転職サイトでは公開されていない求人を紹介してもらえますし、求人のリサーチと面接の日程調整は丸投げできるので時間短縮に繋がります。
あとは、企業に志望度の高さを間接的に伝えてもらえたり、年収交渉してもらえたり、様々なサービスを無料で受けられます。
良いエージェントの条件
良いエージェントの条件ですが、北野唯我さんの著書『転職の思考法』にはこのように書いてあります。
いいエージェントの五箇条
一、どこがよかったか、入社する上での懸念点はどこかをフィードバックしてくれる(だからこそ、こちらから必ず「懸念点はどこですか?」と聞いてみること)
二、案件ベースでの「いい、悪い」ではなく、自分のキャリアにとってどういう価値があるかという視点でアドバイスをくれる。
三、企業に、回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
四、「他にいい求人案件は、ないですか?」という質問に粘り強く付き合ってくれる
五、社長や役員、人事責任者などとの強いパイプがあり、彼らとの面接を自由にセットできる
とくに二の「自分のキャリアにとってどういう価値があるか」を大事にしてくれる転職エージェントは良いエージェントだと言えます。
なぜなら、転職エージェントは企業から紹介料をもらうことで成り立っているので、どうしても目先のお金のために「たくさん応募してください」「今すぐ決めてください」といった催促をするアドバイザーが出てきてしまうからです。
ですが、そういった決め方だと企業と転職者のミスマッチが起きるリスクが高いんですよね…。
私にとっての良いエージェントは「マイナビ系」だった
私が登録した転職エージェントの中で、上記の条件を満たしていた転職エージェントはマイナビ系でした。
私の担当になったキャリアアドバイザーが経験値の高い方で、サポートが手厚く、メール相談や電話相談にもよく乗っていただきました。求人も手当たり次第に渡してくるのではなく、自分と合うものを厳選してご紹介いただいていました。アドバイスの内容も「入社した後」のことを考えた意見が多かったです。
たまたま良いキャリアアドバイザーに当たっただけかも? とも思ったのですが、ネットの口コミでも「とくにマイナビエージェントのサポートが手厚かった!」という意見が多かったので、マイナビ系エージェントは多数の転職者に質の高いサービスを提供しているということが伺えます。
個人的に重要なポイントだと思うのですが、人材業界特有のチャラそうなキャリアアドバイザーが少ないです。自分が陰キャなので、オラついた人だと合わないんですよね。
「キャリアアドバイザーとの相性」はすごく重要で、「この人にいろいろ聞きたい!」と思う相手じゃないとしんどいです。
マイナビ系エージェントはどれを選べばいいの?
ひとことでマイナビ系と言っても、種類がいろいろあります。
マイナビと名前がついたエージェントでも、実はそれぞれ別の会社が運営していたり、担当するキャリアアドバイザーが違うため、「別物」と考えたほうがいいです。
じゃあどれを選べばいいか、というと、自分の「業種・職種」「年齢」「住んでいる地域」で決めるのが良いです。
たとえば、20代ではじめての転職の場合は、第二新卒の転職に特化した「マイナビジョブ20’s」がおすすめ。若者向け支援のノウハウに特化しているため、スピーディーに転職活動を進めることができます。
Web・IT、クリエイター、エンジニアなど特定の業界や専門職に従事している人は、その業界に精通したキャリアアドバイザーと相談できた方が良いので「マイナビクリエイター」か「マイナビIT AGENT」が良いと思います。
「マイナビAGENT」は総合的な職種の求人を扱っているので、メーカー、金融、不動産業界の方、営業職やバックオフィスの方など、幅広い転職者に対応しています。年齢も全年齢対象向けですし、拠点も全国各地にあります。
マイナビ系エージェントの種類と違いを解説
マイナビ系エージェントの種類と特徴を詳しく解説していきます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、各業界の転職市場に精通したキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントです。全ての業種・年齢に対応していますが、とくに営業、IT・Web、金融、小売、メーカーといった業界に強いことが特徴です。
大手企業とのパイプが太いので、受けたい企業の裏事情を聞けたりします。
初回の面談日時:平日夜、土曜日も可
拠点:東京(京橋)、横浜、札幌、名古屋、大阪、福岡
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sは第二新卒・20代若手社会人のための転職エージェントです。
若手の転職事情を熟知しているため、カウンセリング・書類添削・面接対策・求人紹介など、20代がより良いキャリアを形成できるよう転職のはじまりから終わりまで徹底的なサポートを受けることができます。
はじめての転職相談会や、面接対策セミナー、事務職向けの転職セミナーも随時行っています。
「新卒入社で入った1社目の会社を辞めたくなった…」「ブラック企業にはもう勤めたくない…」という方はマイナビジョブ20’sに向いていると思います。
初回の面談日時:平日夜、土曜日も可
拠点:東京(新宿)
アクセス:東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー26F
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは、Webクリエイター、ゲームクリエイター専門の転職エージェントです。業界に精通したキャリアアドバイザーが個別カウンセリングを行い、転職者の希望や適性に合わせながら、転職活動全体をサポートしてもらえます。
ゲーム業界、デザイナーに特化したポートフォリオの作成セミナー、面接対策セミナーも行っています。
「クリエイター」とついていますが、デザイナー以外の求人も多数扱っています。たとえばECサイト、HRテック、クラウドサービス、webメディアの運営担当など。
Web職・ゲーム業界で転職するなら、マイナビクリエイターに登録するのが一番いいと思います。
初回の面談日時:平日夜、土曜日も可
拠点:東京(新宿)
アクセス:東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー27F
マイナビエージェント×IT
マイナビエージェント×ITはエンジニアに特化した転職エージェントです。
登録者の約70%が20~30代若手のIT・WEBエンジニアで、コンサルティングファーム、大手SIer、メーカー、ベンダー、WEB、ゲーム系など、幅広い優良企業への転職成功実績があります。
一口に「IT業界の転職」と言っても、求められる技術や知識は千差万別です。技術者を募集する際も、プログラミング技術が求められているのか、マネジメント能力が求められているのか、それらは会社によってだいぶ異なります。
企業のニーズと転職者の希望をすり合わせるには、キャリアアドバイザーが業界に精通している必要があります。マイナビエージェント×ITでは、キャリアアドバイザーにIT企業出身の人も採用しており、内部事情がわかる人が多く、転職者にとって的確なサポートができることが強みとなっています。
初回の面談日時:平日夜、土曜日も可
拠点:東京(京橋)、横浜、札幌、名古屋、大阪、福岡
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