「職務経歴書」は見やすさ命 書類選考通過率が上がるコツを解説
2018/11/18
目次
書類選考が通りやすくなる職務経歴書を作ろう
これから転職活動や就職活動をされる予定の方に、大前提として言っておきます。
人事さんは忙しい。採用に関わる人は忙しい。他の業務もこなしながら採用の書類選考の作業をしています。
人事の方に聞いたところ、毎日エージェントから数十通、数百通の書類(履歴書と職務経歴書)が送られてくるそうです。
就活と転職って、まるでオーディションやん……?
-倖田來未■モーニング娘の面接-
そんな裏事情なので、応募者としては「パッと見て目に止まる職務経歴書」を出さなくてはなりません。
学歴フィルターの話でも書きましたが、学歴ブロックせざるをえないのは「採用の現場が忙しいから」なんですよね。
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多忙な中、流れ作業で書類選考をしていると、やはり華やかな学歴の人の方が「おっ!」ってなりがち。
採用の現場というのは日々こんな感じなので、書類選考で通りやすくなるには「わかりやすい職務経歴書」を作ることが必須になるのです。
わかりやすい職務経歴書とは
わかりやすい職務経歴書には下記の情報が「簡潔」に盛り込まれています。
・職歴・経歴が時系列に沿って簡潔に書かれてある
・社名、プロジェクト名が正しく書かれてある
・営業の数字など、具体的な成果が書かれてある
・応募した求人の内容とマッチした情報が書かれてある
文字のサイズを統一する、文章が長くなりすぎない、誤字脱字をしない、ぎっしりと書きすぎないということも重要です。
職務経歴書の雛形を活用しよう!
ただ、Wordで情報を羅列しただけの職務経歴書でも、書類選考が通る時は通るのですが、より書類選考の通過率を上げるには見やすい雛形を使用した方が良いです。
転職エージェントの「ワークポート」に職種別の職務経歴書の雛形
があるので、それをダウンロードすると良いでしょう。
こんな感じで、営業職、経営企画、プログラマーや社内SEなどの技術者、デザイナーなどのクリエイティブ職から、プランナー、ディレクター、マーケティング、法務、人事など多数の職種の職務経歴書サンプルを見ることができます。
職務経歴書(雛形)のダウンロードはこちら→履歴書・職務経歴書のサンプル
ちなみに私もこれと同じ雛形を使ってました。
転職活動の中盤までは、経歴を箇条書きしたようなシンプルな職務経歴書を使っていたんですが、雛形を使用した職務経歴書に作り変えたところ、書類通過率がかなり上がりました。
わかりやすい職務経歴書を書くコツ
「職務経歴書を書いてください」と言われても、案外何から書いていいのかわからなくなることもあると思います。そんな時は、下記のポイントを意識して情報を書き出してみてください。
①職歴を洗い出す
今までどんな仕事をしてきたのか、まずは時系列で紙かPCのメモ帳に全て書き出しましょう。
どんなプロジェクトに関わったのか、どれだけの成果を出せたのか、何人のチームで仕事をしたのか、あなたの「仕事の歴史」を細かいところまで書き出してみるのです。
②応募する企業にマッチしそうな経歴をピックアップする
採用担当者からは「うちで活かせるスキルがあるかどうか」を見られます。
①で洗い出した情報から、応募する企業の募集事項と合うような経歴をピックアップしていきます。
③職務経歴書に職歴を「簡潔」に落とし込む
②でピックアップした情報を、職務経歴書に記入していきましょう。
簡潔で読みやすくまとめ、主観的な情報は入れず、数字を用いて説明することが大事です。
職務経歴書はエージェントに添削してもらおう
自力で職務経歴書を書いて、自分で「よくできた!」と思っていても、実は情報が不足していることがよくあります。
なかなか自分では客観視できないので、職務経歴書を書いたら、転職エージェントのキャリアアドバイザーに添削してもらうことをおすすめします。
やはり人材業界のプロなので、「書類選考が通りやすい職務経歴書」に関するノウハウもあります。
職務経歴書の添削に強いエージェントはこちら
東京、仙台、横浜、名古屋、大阪、福岡に拠点があります。
本社:〒141-0032 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F・6F
https://www.workport.co.jp/
エージェントのキャリアアドバイザーによっては、職務経歴書の書き方についてあまり口を出さない人もいるのですが、ワークポートさんは、面談の中から「そのプロジェクトは書いた方がいい」「どれくらい数字を出したかアピールすべき」「新しい経歴から書くべき」等、色々なアドバイスをしていただきました。
客観的視点でアドバイスをしていただける方がいると、自分では気付けなかった、自分の経歴の強みについても気付くことができます。人材のプロをうまく味方につけて、内定を勝ち取っていきましょう。
オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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