月収15万円・残業代なし・リストラ宣告… 新卒入社1年目のエピソード

      2018/07/28

貧乏OL時代のエピソード

今回は「貧乏OL時代のエピソード」についてお話していきたいと思います。

大学生のとき、就活ではITベンチャーと上場企業のメーカーで2社内定を頂いていたんですが、何を血迷ったのかITベンチャーに入社した私。

周りの人からはだいぶ反対されました。当時IT企業の社会的地位は低く、「大卒がやる仕事じゃねえぞ!」と言われたり。

だけど、女子大生の私は「なんかいろんなことに挑戦できそうだし〜」とか思ってしまったんですよね。あと、社長さんがやたら交渉が上手い人で…「私、この人と働きたい!」と思って口説き落とされてしまったのでした。

面接のときと話が違う!

給与、勤務時間、やらせてもらえること…すべて面接のときの説明と違いました。

給与については、面接時に「弊社は自分で給料を決めるシステム」という説明をされたんですが、入社後、そういったやりとりは一切ありませんでした。

残業はほとんどないと聞いていたんですが、明らかに残業をしないと終わらない量の仕事を与えられました。仕事内容としては、受託開発のテレアポ、マーケット調査、企画書作成、新規営業、サイトの更新、発注納品管理。

テレアポが取れたら、その会社に合わせた企画書を作って持っていかなくてはならなかったんですが、その作業がかなり重く。一社一社競合調査するだけで時間がかかるので、退勤はいつも23時過ぎでした。

そもそも面接時に「電話1日100件かけろ」なんて聞いてません。営業志望じゃねえぞこら?!と憤りを感じました。なんだかんだでやってよかったとは思っていますが。

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残業代なし・月収15万円

入社して最初の半年は残業代が出て、手取りで23万円はもらえていました。そんなある日、突然会議室に呼ばれて社長と会長にこんなことを言われます。

「黒字決算が続いていた我が社だが、今期は赤字だ」
「今後コストをどうしても下げなくてはいけなくなった」
「辞めるか、給料カットか、どちらか選んでくれ」
「お金のために働いているなら、うちに来ないでくれ」←!?

新卒で右も左もわからない私は突然のリストラ宣告にどうしたらいいかわかりませんでした。「お金のための働かないでくれ」と言われても……お金もらえなかったら出社しねえよ!って話なんですが。

入社半年だと貯金もほとんどありません。就活でかなり苦労したので、転職活動もかなり苦労するのでは? という不安もあり、結局「もっと頑張りたいので、給料カットでいいから居させてください」とお願いして、会社にしがみつくことになりました。

そして提示された給与は手取り15万円、残業代なし。

月収15万円の生活

いくら好きな仕事ができているといっても、限度というものがありますよね。正社員で15万て…。

その中から食費・光熱費・家賃を払わなければならないので、当然自由に使えるお金は限られます。私は、黒髪のワンレンという一番お金がかからない髪型にし、服や靴もほとんど買わずに、持っている服をずっと着まわしているという状態でした。

ご飯は西友で300円のお弁当を買ったり、豆腐やもやしをよく食べていました。外食はするとしても富士そば、日高屋、マック。一度に数千円飛ぶ飲み会なんてなかなか行けません。

このように、切り詰めまくってミニマリスト生活をしていたんですが、なんだかんだで貯金もできたので、「月収15万円でもなんとかなる!」「物欲を消せば最低限の生活を営める」ということを知れたのはある意味よかったと今は解釈しております。

会社を辞めようとしたら止められた

給料15万円のまま、「いつか報われるかもしれない」と思い、そこから1年働きましたが、給料は上がりませんでしたし、ボーナスももらえませんでした。なのに、ベンツを乗り回し、経費で会社のパソコンを一新する社長。

社長「全てのマシンをwinからMacに変えてみたけど、やっぱり美しいよね」

さすがにキレそうになり、ついに私は転職を決意しました。

しかし、一時はリストラ宣告をしてきた社長が全力で退職を止めてきたのです。

「会社も軌道に乗ってきたから、辞めないでほしいんだよね」
「新しいプロジェクトを君に任せようとしていたんだ」
「給料もこれから上げようと思ってたんだ」

社長、もともと「去る者は追わない」と言っていたのに、未練がましい元彼のごとくガンガン追ってきます。

世間知らずだった私は、しぶしぶそれを飲んで更に居座ってしまいました…。今考えると、「さっさと辞めろよそんな会社!」と思います。

結局、会社を辞めるきっかけは鬱で休職からの解雇でした。私が辞める頃には同期も、私の後に入社した人も全員いなくなっていました。みんなしんどさを抱えて仕事をしていたのです。

悪い時代があったからこそ、今がよく思える

最初はキラキラしていたけど闇に堕ちる新卒の典型的な例ですね。この頃を知っているからこそ、今、好きな仕事で稼げて、定時上がりで帰れることにかなり喜びを感じています。

ブラック会社の経験はある意味人生の修行だったのかもしれません。もう「学びになった」と解釈するしかないです。

ただし、鬱になるくらいなら、もっと早く転職の決断をしてもよかったな、と思います。病むと判断能力落ちまくって、駅のホームに立つたびに「電車に飛び込んじゃおうかな〜」とかガチで考えてしまうんですよね。

説明会や面接でどんなに良い説明を受けていたとしても、入社してからじゃないと、その会社のことはわかりません。自分と合わないとこが判明するかもしれません。

私の場合は、小さなITベンチャー企業でしたが、大企業でも同じようなことは起こると聞きます。「どうしても耐えられなくなったらどうするか」という想定はしておいたほうがいいと思いました。

オススメの転職エージェント

■まず最初に登録すべき転職エージェント
リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。

■20代・第二新卒向けのエージェント
マイナビジョブ20’sウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。

■求人数が多いエージェント
パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。

■私が内定をゲットしたエージェント
ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。

■サポートが手厚いエージェント
マイナビエージェントマイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。

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