なぜ圧迫面接をするのか? 理由と対処方法を解説
2018/11/18
目次
なぜ圧迫面接を行うのか
就職活動や転職活動をしている時に遭遇する「圧迫面接」。下手なこと言ったら落とされないか、怖くなりますよね。
なぜ、一部の面接担当は初対面の応募者に高圧的な態度を取るのでしょうか。今回は圧迫面接の意図と対処方法についてご説明します。
まず、圧迫面接といっても、応募者が勝手に圧迫されていると勘違いするケースもあります。面接担当が無表情だったり、強い口調で話す癖のある人だと「これって圧迫面接!?」と勘違いしてしまうこともあるでしょう。
意図的にキツい言葉を言う場合はなぜか?それは、こういった部分を見ているからです。
1.突破力があるか
2.臨機応変に対応できるコミュニケーション能力があるか
3.価値観やカルチャーが合うか
4.ロジカルに説明できる能力があるか
5.どれだけ情熱があるか
6.ただのミーハーな奴じゃないか
プレッシャーがかかった時にどのような行動を取るのか、不利な状況をどうやってプラスの方向に持って行くのか、仕事でのミスや、強く当たられた時にもうまく対処出来るのか?そういったイレギュラーな場面のコミュニケーション能力や対応力を見られます。
また、「この仕事、本当に責任持ってできる?」「すぐに投げ出したりしない?」「うちの会社じゃなきゃいけない強い理由ってあるの?」といった「やる気」の部分を確認していくうちに、口調が強くなってしまうこともあります。
質問に質問を重ねる、禅問答をする面接官もいますよね。揚げ足取りにしか聞こえないレベルで矛盾を指摘したり、やたらビジョンについて何度も聞き返したり。
いきなりそんなことを聞かれると、まるで意地悪をされてるように感じてしまいますね。しかし、これらは採用側の「より、やる気がある人を採りたい」「自社とマッチした人を採りたい」という気持ちからくるものです。
面接担当から圧迫ぎみに質問をされた際は、こちらの人格を否定しているわけではなく「向こうも真剣に人材を探しているんだな」と思っておきましょう。
圧迫面接に対処するには?
では、圧迫面接にはどのように対処していけばよいのでしょうか。
答えとしては非常にシンプルなものになるのですが、「しっかりと面接の準備をする」「矛盾のない志望動機を作る」「自信を持つ」という事に尽きるかと思います。
しっかりと話すことを決めていれば、多少、高圧的に質問をされても突破することができます。緊張であがらないように、あらかじめ面接の練習をすることも重要です。
面接の練習の重要性についてはこちらの記事にも書いたとおりです。
↓
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どんなに準備をしても、圧迫面接に耐えられなかったら
しっかりと準備をしたのに、圧迫面接を突破できないことも大いにあります。
それは、「社風やカルチャーが合わない」「今のチームとフィットしない」といった判断をされた場合です。
やれることをやってダメだったら、もうご縁がなかったと諦めるしかありません。
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面接で立ちはだかる「カルチャーフィットの壁」 対策方法はあるのか専門家に聞いてみた
ただ「意地悪したいだけ」の面接担当もいる
人材を見極めたいがために、口調を強くせざるをえない面接担当がいるというのは確かなんですが、ただ意地悪したいだけの人もいることも事実。
おとなしそうな男性に対して「君、友達いるの?」みたいな質問をするケースは、ただ見下しているだけです。
そこで従順そうな態度をとると、意外にも採用されることがあります。しかし、採用されたからといって喜んではいけません。入社後もジャイアンのような上司からスネ夫キャラを強いられたり、パワハラを受け続けることも。
それらを笑い飛ばせる対応力があればいいんですが、ジャイアンがいる会社では、だいたい集団で1人をいじるので負のスパイラルに陥ります。
しかもジャイアンは「お前のために言ってる」とか言いながら、部下をスキルアップさせるマネジメント能力は持ち合わせていません。
そんな会社には関わらないのが正解です。面接中にどこかしら違和感を感じるようであれば、内定をもらえたとしても、辞退を考えても良いと思います。
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圧迫面接について思うこと
圧迫面接について思うのですが、「それって、時代遅れすぎない?」と個人的には思います。
人材開発についてきちんと学んでいる人事さんは、応募者から本音を聞き出すのが上手です。
面接担当の方から話しにくい雰囲気を作ってしまったら、応募者の本質がますます見えにくくなってしまうのではないでしょうか。
自らピリピリした空気にしておきながら、緊張している相手に対して「コミュニケーション能力がない」と判断するのは、どうなのか?と思いますね。
まとめ
・圧迫面接の目的は深堀り(コンピテンシー)とふるい落とし
・圧迫面接に負けないためには入念な準備が必須
・ただ意地悪したいだけの奴には注意
フォロワーさんのご意見
結局、面接は「意図把握能力」に尽きる。相手がなぜその質問をしてきているのかを、瞬時に把握し的確な答えが返せるかどうか。
だから、圧迫面接は「感情を切り離して、相手が何を試しているのかを考えて発言できるか」が突破の鍵。
そして、面接は、結婚前の挨拶みたいなものと捉えると上手くいくよ。 https://t.co/R0VUkXygOZ— てんてん@年収二倍の転職活動 (@Vchangingjob) 2018年5月3日
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