転職にベストな時期って? 4〜5月が穴場と言われる理由はなぜ?
2019/05/07
目次
転職にベストな時期って?
「転職活動をはじめるのにベストな時期」というのはいつごろになるのでしょうか。
個人的には「ボーナスを貰った後に転職できるように動く」のがベストだと思っていますが、一般的にはどうなのか。企業の事情も合わせてご説明していきたいと思います。
転職エージェントさんのお話によると、求人数が多くなるのは2〜3月とのこと。4月からの新体制に向けて人材を確保する必要があるからです。下期が始まる直前の8月〜9月も求人数が多くなる傾向があります。
しかし求人が多く出ている時期だからといって転職しやすいとは限りません。求人数が多い時期は、転職希望者も多く、採用活動は激戦に。売り手市場だからといって甘く見ていると優良企業からはすぐにお祈りされてりまいます。
4〜5月に求人を出す会社は採用意欲が高め
応募する側から、募集する側になって気付いたことでもあるんですが、4月〜5月に求人を出す企業は採用意欲が高めです。
なぜなら、4月から新体制になって企業側が色々なことに気づくのです。
「あれ?3月に辞める人、多くね?」
「えっ、まさかあの人まで辞めるの?」
「3月中に人を補充したけど、それでも足りなくね?」
「人を補充したはずなのに、むしろ人、減ってない?」
「せっかく育てた優秀な人材がどんどんメ○カリに刈り取られていく…」
「今期の計画、このチームだけじゃ達成できなくね?」
「新卒もすぐに戦力はならないし、もうすでに何人か脱落してるし、やばくね?」
採用含め、3月までに計画してたことがだいたい崩れますし「やっぱもっと人ほしい!!今すぐほしい!!!」となるのが4月と5月なのです。
「いい人がいたら〜」というモチベーションではなく「早く誰か来て!!」という状態なので、正社員採用がうまくいかない場合でも、派遣、バイト、業務委託を駆使して何が何でも補充します。
みんな忙しい時期だからこそ転職の穴場
4〜5月は新年度がはじまるので、会社員はみんな忙しいです。
新人研修、事業計画、連日にわたる打ち合わせ。こんな時期に転職活動したら死にます。しかし!その分ライバルが少なくて済みます。
企業側も人がほしい時期でかつ、転職活動で動いている人が少ないため、スキルが揃ってさえいれば即戦力として採用される可能性が高いです。
あえて忙しい最中に転職活動をスタートしてみたらスムーズに選考が進むかもしれません。
4~5月は涼しいというのも最大のメリット
4~5月は寒くもなく暑くもなく、とにかく快適です。
業務が立て込んでいるとはいえ、通勤や移動も夏や冬と比べたらさほど苦にはなりません。
6月は梅雨ですし、7月からは猛暑です。気候が快適なうちに動けたほうが良いですね。
4月〜5月に転職活動をして、6月に内定を貰えば、7月のボーナスもギリギリゲットして退職できます(もちろん会社にもよりますが)。
転職活動は(ある程度)計画的に
「いつまでに内定をもらう」という計画を立てても崩れることが大半ですが、それでも予定を立てることは必要です。
「いつか決まればいいや〜」ではなく「この日までに決めなくては…」という目標の期限が迫ってくると焦ります。
そうなると人間、高いパフォーマンスを発揮します。まさに締め切り効果。
転職は終了期間もふくめて、計画を立てた上で動かれることをおすすめします。
<オススメの記事>
転職を考えていなくても「キャリトレ」に登録しておいた方がいい理由
オススメの転職エージェント
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■大手企業の求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
関連記事
-
【究極の選択】複数内定を貰ったら、どの会社を選べばいいの?
目次1 複数内定を貰った場合、どの会社を選べばいい?1.1 自分のキャリアプランと合うかどうか1.2
-
なぜワークポートは転職決定者が多いのか 転職コンシェルジュに話を聞いてみた
目次1 IT業界の転職に強いワークポート2 転職エージェントがきっかけで、転職コンシェルジュの道へ3
-
【炎上ツイートに関する補足】うつ病の診断書、失業手当の申請等について
目次1 ツイートの炎上について2 詐病による不正受給が増えたらどうするんだ3 「ライフハック」という
-
【しくじり転職エピソード】無職~日雇いバイト時代に感じた後悔【なぜか一攫千金を狙う低所得者】
目次1 新卒で入った会社を辞め、無職になったあの頃2 低所得者はなぜか一攫千金を狙う3 日雇いバイト
-
優良企業の求人が多い?転職エージェントのメリット・デメリット【PR】
目次1 転職エージェントと転職サイトどちらを使えば良いか2 転職エージェントとは3 転職エージェント
-
【新卒時代の思い出話】営業は心が折れるけど、なんだかんだで役に立つ
目次1 私が新卒時代の話2 「営業ができない」が私の欠点だった3 営業部隊から外れることになった4
-
就活生は「NewsPicks」で企業ニュースを収集せよ(ただしコメント欄が意識高い系の2ちゃんなので注意せよ)
最近、就活でニュースアプリの「NewsPicks(ニューズピックス)」を活用する大学生が増えているら
-
メンタリストDaiGoの『面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略』を 読んでみた
目次1 面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略2 面接に役立つ実践的テクニック2.1 面接官は「好感度
-
【コロナ禍でも安心】リモートワーク可・フレックスタイム制度ありの会社はいいぞ!~通勤時間と幸福度の関係~
目次1 【追記】コロナ禍でのリモートワークのメリットについて1.1 リモートワークによる健康への影響
-
「会社は学校じゃねえんだよ」 クリエイター職に経験者が求められるワケ
出典:abema.tv このAbemaのドラマ、ちょっと見てみたいですね。 目次1 「石の上にも3年