メンタリストDaiGoの『面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略』を 読んでみた
2018/11/18
目次
面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略
メンタリストDaiGoの著書『面接官の心を操れ!無敵の就職心理戦略』が大変参考になったので、ご紹介します。
DaiGo本の良さは、海外のビジネス本のエッセンスがわかりやすい言葉でまとまっているところです。海外のビジネス本って翻訳が独特でちょっと読みにくかったりしますよね。また、近年の心理学の研究結果のお話もたくさん出てくるのでたいへん勉強になります。
さて、『無敵の就職心理戦略』の内容ですが、「『職業選択の自由』は、権利ではなく自分で手に入れるべきスキル」「やりたいことを仕事にすることは、幸せになるための基本」という部分を軸に、
どのように職業を選択して、やりたいことにたどり着けるかについて書かれています。
面接に役立つ実践的テクニック
この本の中では「面接という場を支配し、思い通りの結果を得るための方法」がわかりやすく解説されています。
普通の就活本では面接で聞かれる質問の解答例など、マニュアル的な話しか書かれていないのですが、この本では面接官という「敵」をの正体を明かすとことからスタートしています。
面接官は「好感度」だけで合否を決めている
面接をする人は、応募者が優秀かどうかは関係なしに単に好感度だけで合否を決めています。
実はほとんどの面接官は鋭い判断能力を持っていません。嘘を見抜くほどのスキルはなく、だいたいは相手の第一印象に左右されて主観的判断で合否を下してしまうものなのです。
だからこそ、好感度をどのように作るのかシビアに考えなければいけません。
「結局顔採用か…」「結局コミュ力か…」と落胆してしまいそうになりますが、「面接官の判断力のなさ」を知ることで、どのように攻略すれば良いかが見えてきます。
「ハロー効果」は演出できる
「ハロー効果」とは、目立った長所がある人を優秀な人物だと思ってしまう効果のこと。美男美女が面接に有利なのも「ハロー効果」の影響でもあります。
しかし、美男美女に生まれなくても、ちょっと口下手でもハロー効果は起こせるそうです。
DaiGoいわく「自分なりの目立つ特徴を見つけて、それを相手にうまくアピールすることができれば、ハロー効果をまとうことができる」とのこと。
欠点を直すよりも、まず誰もが見てわかりやすい「長所」を伸ばす。目立った特徴は、その人を優秀に見せ、短所・欠点を見えにくくするそうです。
「知性」も演出できる
DaiGoいわく、知性は「姿勢、声、顔立ち」で演出できるとのこと。
・アイコンタクトを多くする
・テンポよく、大きな声で話す
・顔が左右対称に見えるようなメイクをする(男性は眉を整える)
・姿勢をよくする
これを気をつけるだけで、ぐっと知的に見えます。
そういえば、私もエージェント面談で姿勢よく目を合わせながら、ハキハキと話していたら、「私は沢山の人を見てきましたが、あなたは印象がいい。姿勢も良い。有能だし絶対内定が出る!」と言われたことがありました。
単にそのキャリアアドバイザーがイケメンだったせいで、私が張り切ってしまったというだけの話なんですけどね。(イケメンに弱い)
こんな実体験からもわかるとおり、「姿勢、声、顔立ち」に気をつけるだけで、知的に見えるのは本当です。
女性面接官は女性候補者に厳しい
著書の中には「自分が女性で面接官が女性の場合は従順に見えるように調整したほうが無難」と書かれてありました。
これはたしかにわかります。面接でお局様が出てきたときは、私もたいへん苦戦しました。奴ら減点方式で見てきやがる。
女面接官が出てきたときは「私は敵ではないんだよ〜^^」っていうのを見せられるといいですね。
仕事をするにあたって大事なマインド
仕事の選び方、マインドにおいて大事にすべきことについても書かれてあります。
・幸福になりたいなら、お金を基準に仕事を選んではいけない
・「誰と働くか」が仕事のやりがいに大きな影響を与える
・仕事は直感で選ぶのが正解
・偉くなることより人生をコントロールできることを大事に
偉くなってお金に困らなければ幸せというわけではありません。場合によっては不自由になることもあります。
例えば、上場企業の社長になれば、資産は何百億という単位になるかもしれませんが、常に株主と取締役会に監視されて仕事も私生活も全然自由がない状態になります。
面接を突破するテクニックだけではなく、どのような生き方をするかについて、改めて考えるきっかけになる本です。
就職活動をされている学生さんや転職活動をされている方は、よかったら参考にしてみてください。
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オススメの転職エージェント
■まず最初に登録すべき転職エージェント
・リクルートエージェント
人材業界最大手のリクルートエージェントは全年齢・全職種対象なので、一番最初に登録するエージェントとしては適切です。土曜日の面談可・電話面談可なので平日忙しい方でもすぐに転職活動が開始できます。
■20代・第二新卒向けのエージェント
・マイナビジョブ20’s/ウズキャリ
新卒入社1社目の会社が合わなかった方は、第二新卒向けの転職エージェントに登録されることをおすすめします。20代の求人に特化しているので、早く転職活動を終わらせたい若手は登録しておいて損はありません。対応が丁寧な会社はこの2社。
■求人数が多いエージェント
・パソナキャリア
大手転職エージェントなだけに、求人数もトップクラス。全職種対象です。サポートも手厚く、ちょっとした疑問にも、親身になって丁寧に答えてくれます。拠点は関東、東北、北海道、甲信越、北陸、近畿、中国、四国、沖縄と全国を網羅しています。
■私が内定をゲットしたエージェント
・ギークリー
Web、IT、ゲーム業界などのクリエイティブ分野に強いエージェント。私の経歴を見た上で、合った求人を都度ピックアップしていただきました。面接の前後はメールや電話で相談させていただき、企業の裏事情や面接のコツについて教えていただきました。年収交渉もしっかりとやってくれます。
■サポートが手厚いエージェント
・マイナビエージェント/マイナビクリエイター
とくにサポートが手厚い転職エージェント。各企業の裏事情についても教えていただけます。不安でいっぱいな面接前や、今後のキャリア相談も親身になって乗ってくださって本当に感謝しています。人材業界特有のギラギラしたキャリアアドバイザーがいないので話しやすいです。
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