就活でも転職でもOB訪問は大事ーー企業の中の人に会えるなら会っとけ!
2018/04/05
目次
企業の中の人に会うことのメリット
転職活動を始める前に、受けたい会社に勤めているor過去に勤めていた元同僚や取引先の人とお会いしてお話を伺ったんですが、こういうOB訪問的な感じで「企業の中の人」にお話を聞くのは大事だと感じました。
やはり実際に中の人に会うと、転職サイトや求人情報では得られない情報をたくさん得ることができます。
今回は、「企業の中の人訪問」で得たことについてお話していきたいと思います。
■企業の中の人に会うことで得られる情報
・会社の雰囲気
・どんな人が働いているか
・どんな能力が重視されるか
・残業の有無
・頑張りが報われる環境なのか
・人間関係
・福利厚生の状況
・待遇
・サービスの内情
機密事項もあるので、全ての質問には答えてくれないとは思いますが、実際中の人と話すことでその会社の社風や待遇がある程度わかるのでとても助かりました。
「遊びに来るの大歓迎!」な会社の人だと、オフィス内の食堂やフリースペースを案内してくださいます。
企業の中の人に会うことでわかったこと
待遇や求める人物像を知ることができる
超仕事がデキる元同僚にお会いしたときのこと。
その人は、私と一緒に働いていたときは上司とソリが合わず、待遇にも不満があったため、時々暗い顔をしていたんですが、今いる会社では憑き物が取れたような雰囲気でイキイキとしていました。
待遇も人間関係も良好とのこと。福利厚生も良いので、携帯代も住宅手当も貰えて節約にもなっているそうです(うらやましい…)。
私が入れる部署がないか、その部署は今はどういう状況なのか等々…いろいろお伺いすることができました。
また、マネジメントや採用もされている方なので、いろいろ面接のアドバイスをいただきました。単刀直入に結構厳しいことも言われました。
私の転職理由があまりにもふんわりしているため、「言語化が足りない。ちゃんと言語化しないとダメだよ」とのお叱りを受けたり。
「どんな方を採用したいと思いますか?」と聞いたところ「論理的思考力があり、難しいことでもわかりやすく噛み砕いて説明ができる人」とのお答えをいただきました。
元リクナビの中の人、motoさんも同じようなことをおっしゃっていました。
転職市場で価値の高い人に共通する能力と経験は「論理的思考力があり、構造的に捉えて俯瞰した上で、問題を分析的に特定、仮設を立て、高いコミュニケーション能力でレポートし、組織のマネジメントをして実行した経験」です。採用要件の高い企業はほぼ求めてくる。この力があればどこでもいけるよ。
— moto (@moto_recruit) September 11, 2017
たしかにこのスキルがあれば、営業でなんでも売れますし、プレゼンもうまくいきますし、組織のコミュニケーションもうまくやっていけますよね。やはり高いパフォーマンスを発揮して、かつチームを成功に導ける人は違います。
ネガティブな情報を得ることも…
イメージが良い会社のネガティブな一面を知ることもありました。
カリスマ社長がいて、ガンガンM&Aを仕掛けて華やかなニュースリリースを出していて、ものすごく立地のいい場所で綺麗なオフィスを構えている会社の花形部署の方とお会いしたときのこと。その社員さんがぽろっと自分のお給料を漏らしたのです。
「私、新卒から何年も働いてるのに、まだ月収20万なんですよ〜」
私はてっきり、この会社の社員さん全員が高待遇だと思っていたので、驚きました。
オフィスやブランディングにばかりお金をかけて、社員さんには還元されず、どんどん人が辞めているそう。努力が報われないので、チームの人間関係もギクシャクしているとのこと。
憧れの会社だったので残念ですが、受ける前に事実を知れてよかったです。
転職したい意向を人に打ち明けると安心する
転職したいときって結構、会社に対する不満が渦巻いていたり、不安を抱えていたり、結構気持ちが重かったりしますよね。会社の人には言えないことですし、いろんな人に話せる悩みではないです。
そんな中で、OB訪問や企業の中の人訪問を通して転職の意向を打ち明けると、それだけで気持ちが軽くなれたり。秘密を打ち明けることで、話を聞いてくれた人とより仲良くなれたり。
「こいつめんどくせえな」とか「職に困ったからって、すり寄ってきやがって」と思われて終了する仲ならそれまでです…。
企業の中の人とどうやってつながればいいの?
企業の中の人とつながるにはいろんな方法があります。
・大学の同級生、OB・OG
・元同僚
・友達
・友達の紹介
・取引先
・勉強会やセミナーの懇親会
・ビジネス系のマッチングアプリ
「普通に仲が良い社会人に声かける」で良いと思います。話しやすい相手が一番ですから。
あとは、「yenta(イェンタ)」というビジネスマッチングアプリを使えば人脈が広がると聞いたこともあります。
詳しくはこちらのLIGさんの記事参照:
ビジネスマッチングアプリ「yenta」で人脈が1ヶ月で100件超できた話
要するにビジネス版Tinderですね。男性ユーザーが多いので、まさに男同士のTinderですよ。
私はまだ使ったことがないので、今度使ってみようかと思ってます。「ハイスペ男性とお近づきになれるかも❤️」なんて下心は微塵もございません。本当です。
学生さんが企業の中の人とつながるには
大学生がOB訪問等で企業の中の人とつながりたい場合は、「ビズリーチキャンパス」や「Matcher(マッチャー)」のようなOB/OG訪問アプリを使えば良いと思います。
余談ですけど、ビズリーチキャンパスのトップ画面のお兄さん、最高じゃないですか?どこの企業にこんなイケメンがいるんですか??こんな人が来るなら私もガンガンOB訪問したくなりますね…。
というわけで、「企業の中の人に会えるなら会っとけ!」と思いますので、ぜひお知り合いに受けたい会社の方がいらっしゃったら声をかけてみてください。
もちろん、アポとるときはちゃんと相手のことも考えましょう。決算期や繁忙期にハイパー忙しくなる方も多いので、自分がすぐにでも会いたい!と思っていても、すぐには会えないことも多いと思います。
貴重な時間を使って会ってくれることを忘れてはいけません。相手の状況をヒアリングしながら、アポをとってみてくださいね。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
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